入れ歯専門技工士が立ち会います(「超」精密入れ歯の場合)
「入れ歯を作っている人と、直接話がしたい」という願いが多くあると聞きますが。
当院で「超」精密入れ歯を作る場合、歯科技工士さんと会うことが出来ます。
え!そうなんですか?
入れ歯を作ってくれる人と会って話が出来たら、こんなに心強いことはないですよね。
はい、基本的には3回「①型どり時②試適時(してきじ:仮合わせ)③ファイナル(最終入れ歯が出来た時)」に来てくれます。
いい入れ歯を作るためには、患者さんとコミュニケーションを取り、生活背景を知る事が重要です。
患者さんも、技工士さんに自分がどんな人なのか?を知ってもらって入れ歯を作ってもらえれば、安心です。
実際どんなお顔立ちか、残存歯/口腔内の状況など会って得られる情報量は、圧倒的です。
保険だと入れ歯を作る人に「模型」と「技工指示書」という紙1枚で情報を伝えなくてはなりません。
どんなお顔か?実際の口腔内の様子などを見ることなく作ることになります。
・・・確かに。
何よりも患者さんも作っている人の顔を見れたら、それだけで安心しますよね。
そうだと思います。
幸い、相模原市に技工所があるので立ち合いも来られる範囲です。
同じ神奈川県内にそういう技工所があってよかったと思っています。
→近藤義歯研究所ホームページ
近藤義歯研究所の技工士さんは、立ち合い経験が豊富でコミュニケーション能力も高いです。
患者様のお顔を見て、お話を聞き、目の前の患者さんのために考えて入れ歯を作っています。
実は、技工所のレベルは様々で、その意識も様々です。
作る入れ歯のクオリティにその人の人生が掛かっているといっても過言ではないですが、近藤義歯研究所の技工士さんはその覚悟を持っていて、プロ意識をひしひしと感じます。
→プロ意識を感じる、現場取材の様子の一部はコチラ
歯科技工士さんがしてくれること
歯科技工士さんが立ち会いをする事により、患者様の情報を「リアル」で共有できます。
「超」精密入れ歯は、噛むために大切な「噛み合わせ」を回復する精密入れ歯です。
1. お口の型を取りのサポート
下記は、当院での立ち合いのステップである印象採得(お口の形をとる)の動画です。
少しだけその違いをご紹介します。
●型取り
従来法:開口印象(かいこういんしょう:開けたまま型を取る)
「超」精密入れ歯:閉口印象(へいこういんしょう:「イーウー」と口を開けたり閉めたりして取る)
●型を取る素材(粘土のようなもの)
従来法:アルジネート印象(粘土のようなもの)
超精密入れ歯:シリコン印象(軟らかいもの→粘膜の端まで型が取れる→密着する入れ歯が出来る)
様子が下記動画でご覧になれます。
2. 「ゴシックアーチトレーサー」を使います
近藤義歯研究所にしかない機械「ゴシックアーチトレーサー」を使い、「正しいアゴの位置」や「噛み合わせ」を測定します。
(ゴシック:アゴの形/トレーサー:トレース(転写)するもの)
なによりも患者さんにお会いして、お顔を見てお話を聞くことが最大の情報となります。
「技工士さんに私の思いを伝えたい!」
ぜひご相談ください。
※「超」精密入れ歯以外の入れ歯では立ち合いはありませんが、保険の入れ歯やその他自費の入れ歯も主に近藤義歯研究所の技工士さんが製作します。