保険の入れ歯もしっかり作ります
自費の入れ歯を作ればもちろんいいことは分かっていますが、おいそれと出せる金額じゃないです。保険じゃダメなんですか?
当院がメインで入れ歯をお願いしている歯科技工所「近藤義歯研究所」はそもそもの技術力が高いので、保険の入れ歯でも5~10分で入れ歯のセットの後の調整が出来るとホームページで謳っています。
近藤義歯研究所の保険義歯
また、保険は様々な制限がありますが、その中でも様々な工夫をして、最善の仕事をしてくれます。
もちろん私も全力で治療に当たります。
保険の入れ歯でもどういうところがいいのか、具体的に教えてもらえますか?
はい、主に下記4つの理由です。
保険の入れ歯もしっかり作ると言える「理由」
1. 入れ歯を「入れ歯専門の技工所」に作ってもらっているから(除く急ぎの入れ歯)
歯医者さんが患者さんの治療で用いる歯科技工物は、入れ歯以外にも詰め物、かぶせ物、矯正装置、インプラントなど多岐にわたります。
一般的な技工所はオールラウンドに技工物を作りますが、当院が入れ歯をメインでお願いしている技工所である近藤義歯研究所は、入れ歯専門の技工所で25年以上の実績があります。
2. 技工所のレベルが違う
近藤義歯研究所オリジナルの超精密入れ歯(KGKデンチャー)をはじめとして、高い技術力を誇るため保険の入れ歯を作るレベルも段違いです。
3. 技工所が入れ歯を作るプロセスが違う「複模型法(ふくもけいほう)」
先生、複模型法ってなんですか?
当院で取った歯型(本模型:ほんもけい)をコピー(複模型:ふくもけい)してから、入れ歯を作ることです。
保険の入れ歯でこの方法を取り入れているところは、ほとんどないと思います。
普通、保険の入れ歯は本模型だけで製作を進めますが、入れ歯を作っている段階で模型が壊れてしまうので、入れ歯が出来た段階で確認できるように、一番先にコピーを作っておくというのが複模型法です。
模型をコピーするって・・・どうやってやるんでしょうか?
歯科医院から送った石膏に複模型を取る際「寒天」を使い再利用できるようにして、コストを抑えて保険でも複模型を取れるようにするなどの工夫をされています。
でも精度が落ちないように、温度管理など細かなところに心を砕いて下さっています。
→近藤義歯研究所の技工士さん(歯科医師向け)インタビューはコチラ
複模型は本来は、自費の入れ歯で使う方法です。
それを近藤さんはやってくれるんですよ。
なんで手間が掛かるやり方を、保険の入れ歯でするんでしょうか?
作った入れ歯が正しく出来ているかを、複模型でチェックするためです。
模型が壊れたら、入れ歯が正しく作れているかをチェックできないですよね。
また、歯科医師向けですが、近藤さんは保険の入れ歯を作るプロセスを動画にしています。
(見てみる)ステップ2に「複模型作成」と出てきますが、あれだけいっぱいの入れ歯が並んでいる光景は壮観ですよね。
(※上記YouTubeは2021年2月の動画です。新しい社屋に引っ越してもっといっぱいの入れ歯を作っているようです。)
複模型法(ふくもけいほう)とは?
従来の保険の入れ歯
入れ歯の制作工程で模型が壊れてしまい、本模型にあっているかどうか確認できず、模型上で最終調整が出来ない。
複模型重合法(ふくもけいじゅうごうほう)だと
歯科医院から来た模型をコピー(複模型)してから作るので、出来あがった入れ歯の調整が模型上で出来るため、歯科医院での調整が減ります。
※近藤義歯の場合
4. 「三宅歯科医院」と「歯科技工所」のコミュニケーションがよく取れている
院長は、歯科技工所のホームページでインタビューされるほど、技工所とのコミュニケーションが良好です。
「保険の入れ歯でも質問が来る」と話している、技工所社長のインタビューも併せてご覧ください。
→近藤義歯研究所代表インタビューへ