入れ歯「無料」相談会、やっています!

「何度作っても上手く噛めない」
「どこに相談していいのか分からない」
「そんなものだから我慢して使ってと言われたけど、ほんとうにそうなのだろうか」
「孫と同じようにご飯が食べたい」
三宅歯科医院では入れ歯の様々なお悩みを抱える患者さまのために、「入れ歯無料相談会」を行っています。

歯科技工所の入れ歯アドバイザーさんが患者様のお話をじっくりお聞きし、入れ歯のお悩みを解決する場にします。
お話を伺うのは入れ歯の専門家ですので、入れ歯のお悩みや技術的なご質問にも丁寧に答えさせて頂きます。
お互いが「今日は会えて良かった」と心から思えるよう誠心誠意対応いたします。
もちろん、診察結果を踏まえてご納得されて初めて治療スタートになるので、ご安心ください。

入れ歯相談会スケジュールは「お知らせ」をご覧ください。
(2024/10現在、およそ月一回開催)

入れ歯「無料」相談会、実況中継

患者さんは2回目の入れ歯相談会です。
入れ歯の床(しょう:歯ぐき部分)の素材をプラスチックにするか?金属にするか?で、悩んでいらっしゃいました。

【アドバイザー】
「プラスチック(レジン:保険の材料)」は、強度を保つためには最低でも「1ミリ」も厚さがないといけない。
金属だと「0.25ミリ」まで薄く出来ます。
ただ、口の中はほこりが入っても敏感になるくらいのセンサーがあるので「0.75ミリの差」にも敏感になる人もいます。
薄くなることで飲み込み(嚥下:えんげ)がしづらくなるという方も中にはいます。
義理の娘さんが「(床が)薄い方がいいんじゃないの?」という話になっても困るので、ご自身で選んでいただきたい。
最初は金属でないものでご契約いただいて、もし金属がいいということだったら変更頂けます、透明の入れ歯(リハビリ入れ歯:詳しくはコチラ)を使ってみてから考えましょう。

【患者さん】
以前金属床(きんぞくしょう:上あごに着く部分が金属で来ている入れ歯)の入れ歯を使っていたらから、金属床の方が違和感ないことは知っています。
プラスチックの入れ歯は、やっぱり違和感あるんです。
例えば薬を飲む場合、今の入れ歯を入れたままだと飲みにくい。
だから、薬を飲むときは入れ歯を外しているんです。

【アドバイザー】
それは大変ですね。
プラスチックだと、お口の中のスペースが何ミリか狭まっているかもしれない。
金属の方が薄くなるのでベロが動きやすい・・・ご自身が一番よく分かってらっしゃいますね。

そういう機能を作り手が理解していないと、何がいいかを言えない。
逆に、金属が薄くなったことでベロが上アゴにくっつかなくなって飲み込めないという方もいるんです。
全部のパータンで金属床がいい訳ではないですが、過去にそういう経験があるんだったら、もしかしたら最終的な入れ歯は金属した方がいいかもしれないですね。

【患者さん】
金属床にするかどうかは最終的に決めるということで、やってみます。

【アドバイザー】
かしこまりました。
院長お呼びしますね。
(院長と一緒にレントゲンを診ながら)
これは下の歯のレントゲンですが、ここ、右側は食べ物が詰まったりしません?
歯ぐきが痩せていて、隙間ができています。
前歯に根尖病巣(こんせんびょうそう)といって膿が溜まってよくない状況があるので、その治療もしながら入れ歯を作っていきましょう。
あと奥歯のかぶせ物ですが、上の歯は溝がありますが、下の歯がツルツルの歯だから弊害があると思ってください。
今の段階にやると大工事になっちゃうので今すぐ治療しなくてもいいですが、下の歯に問題がでた時は処置をしましょう。
いまそういうお口の状態だということは、ご理解ください。

では、「リハビリありプラン」での日程を立てたいと思います。
実際、噛む位置とアゴの筋肉の位置を決めていくのに、先生と技工士と○○さんの三者を寄せ合わせないといけないんです。
○○さんが来られる曜日や希望の時間帯はありますか?

【患者さん】
木曜日の10時から3時くらいまでがいいです。

【アドバイザー】
1回目の型を取るのは、1時間半くらい長い時間を掛けてやります。
コチラでお見積書とご契約書をお出しします。
一度受付でお待ちくださいね。(※患者さんは2回目の入れ歯相談会です)
またお会いできてよかったです、ご縁ですね、不思議なご縁ですよ。
冊子もちゃんと持っていただいて、ありがとうございます。

院長からひと言

入れ歯のお悩みは、食事が楽しめないだけではありません。
口元を手で隠す、歯を見せて笑えない、入れ歯だと分かるのがいやで人と会いたくなる、自信が持てない、このような経験を少なからずお持ちかと思います。
入れ歯「無料」相談会で対応してくれる入れ歯アドバイザーさんは、技工所の方です。
入れ歯のプロフェッショナルなので、思う存分質問してみてください。

近藤義歯研究所「入れ歯アドバイザー」清水さんより一言

近藤義歯研究所の創立は1999年。
入れ歯だけを作り続けて30年、精鋭メンバーが30名在籍しています。
弊社の企業理念は「患者さんが良くなること」です。
そして、それを患者さんに伝える義務がある。
入れ歯づくりの肝になる「型取り」や「噛み合わせのチェック」は、「超」精密入れ歯技の場合、歯科技工士が立ち会います。
時間も費用も掛かりますが、入れ歯でご苦労されてきた方の笑顔をいっぱい見てきました。
お困りの患者さんを救うことが我々の使命です。

取材後記

入れ歯相談会に来るのは、女性の方が多いと聞いていましたが、今回は男性の方が多かったです。
入れ歯は分からないことがあってもなかなか先生には聞けない、そんなときに入れ歯無料相談会で疑問を解消することが第一歩です。
「知らないことは怖いこと」なので、まずは分からないことを無くしていく事から、ですね。
餅は餅屋、入れ歯は入れ歯屋さんです。
(入れ歯無料相談会でお話をする方は、入れ歯屋さん「近藤義歯研究所」です)