訪問歯科の入れ歯も承ります

先生プチインタビュー

三宅歯科医院では、入れ歯は訪問でもお願いできるんですか?

はい、施設にも伺っていますし、ご自宅の訪問もしています。
訪問は僕も行きます。

訪問歯科で新しい入れ歯を作る以外に、他の歯医者さんで作った入れ歯の調整や修理もお願いできるんですか?

はい、他院で作った入れ歯の調整も修理も可能です。
他院の入れ歯の修理・調整、承ります

そうなんですね、それは助かりますがなんか悪いような気もしてしますが・・。
先生は、入れ歯を含め「訪問歯科」に力を入れてらっしゃるとのことですが。

高齢化社会になったら、歯医者に通えない人がいるのは確実です。
そこに対してしっかりと診て差し上げたい、という気持ちがあります。
また、予防型の歯科医院であるなら「この治療をやって、はい、おしまい」じゃなくて、治療した後も長持ちするようにそこから先、何十年もずっと診ることも大切な治療です。
「歯医者に通えなくなったら、こちらから伺います」と言えなきゃ、本当の予防型の歯科医院ではないですよね。
実際に行って治療させていただいて、最期のお看取りまでできるという体制をとっておきたい・・・
「予防型歯科医院」である以上は、そうだと思います。
予防型歯科医院の延長に、訪問はあるんです。
インプラントもやっていますが、インプラントも最後まで診ないといけないと思っています。
インプラントだけが残っていると、インプラントの向かいの歯ぐきが褥瘡(じょくそう)になってしまうことがあります。
そんな時は、インプラントの人工歯の部分を外して、インプラントの根っこの部分に蓋をするなどの処置をすることもできます。
訪問に伺う以上、「入れ歯だけ出来ればいい」という訳ではないので、そのあたりの勉強も継続的に続けています。

そんな裏技があるんですね!そして「予防歯科」と謳っている以上、看取りまでという覚悟なのですね。

来なくていいよと言われれば、そこまででおしまいですけれど、患者さんが「診てほしい」と言われる以上は診られる体制をとっておきたいんです。

訪問診療先でも入れ歯を作る機会が多くて、入れ歯は大事な治療だと痛感しています。
最後に患者さんを救える治療って、入れ歯しかないんです。
インプラントが出来る人は、そんなに多くないので。

訪問歯科での、思い出深いエピソードはありますか?

たくさんの思い出がありますが・・・訪問診療だと生活環境も見える、こういう生活している、こういう人と暮らしている、など。
勤務医時代に訪問していた時、目の見えないおばあちゃんがいて・・・妹さんが一緒に住んでいて、江ノ電が走っている崖の上の中腹に家があったんです。
そこの家に行く途中、海が見えるというような場所です。
最初はすごく大変だったんですけれど、治療がひと段落したころ、私は開業することになりその旨を伝え「また何かあったら連絡くださいね」と伝えたら、1~2年した頃「入院先へ訪問に来てほしい」と連絡をいただきました。
訪問歯科とは別に一度、入院先にお見舞いに行ったりして。
入院先でお話ししてついでに、入れ歯見たりして。
訪問診療は16キロ圏内という縛りがあるのですが、当院からギリギリ行ける場所だったんです。

・・・先生に診てもらいたい、先生がいいんですね。本当に最後まで一生診てくれる、終(つい)の入れ歯ですね。

小さな入れ歯でしたけどね。
お困りのことありましたら、まずはご連絡ください。

045-752-5588

訪問歯科の疑問にお答えします!

Q. 誰が対象?

病気、障害、要介護等で通院が困難な方です。
要介護が必須ではありません。
※訪問歯科診療の対象となる方は、歯科医師の判断になります。
l※当院からから半径16㎞の自宅・施設・病院にいらっしゃる方が対象です。

Q. 対応地域は?

16km圏内です。
横浜市磯子区、中区、鶴見区、神奈川区、旭区、保土ヶ谷区、西区、南区、港南区、戸塚区、金沢区
※一部対応していない地域もございます

Q. 費用は?

健康保険・介護保険の適用が可能です。(自費診療も可能)
 【各種保険が適用されます】

  1. 歯科訪問診療(医療保険)
    訪問ごとにかかる往診費です。
  2. 管理料(医療保険または介護保険)
    療養上の管理や口腔状態などの情報を管理維持する費用です。(歯磨き指導など)
  3. 処置料(医療保険)
    実際の治療費です。基本的に外来と同じです。

※医療保険と介護保険の自己負担が、同時に発生する場合があります。
 具体的な費用は、お口の状態や、訪問のケースによって異なります。
 実際の費用や治療期間などは、当医院にお気軽にお尋ねください。

Q. 誰が来るの?

歯科医師・歯科衛生士・スタッフが2~3名でご自宅へ伺います。
当訪問歯科診療を担当するのは、院長をはじめとした6名の歯科医師で、担当医のうち3名は、女性の歯科医師です。
院長は、鶴見大学高齢者歯科に現在も専科生として所属しており、障害のある方やご高齢の方など通常の歯科治療を受けるのが困難な方の治療・対応に慣れています。
お体全体の状態を考慮し、治療を行うことが可能です。
また、訪問歯科を担当する歯科衛生士は、介護経験を持つ介護支援専門員やホームヘルパー2級、認知症介助士などの資格を持つものもおります。
お口のことに限らず、介護に関する専門的な知識も持っていますので、安心してお任せください。

Q. 狭いけど大丈夫?

畳1帖ほどのスペースをお借りできれば、治療は可能です。

Q. どういう風に治療を進めるの?

はじめに、現在お困りの症状やお体の状況について伺います。
治療方針などのご説明を十分に行いますので、時間を多めにお取りする場合もございます。

Q. いつ来てくれるの?

月~土曜の間で、患者さまがご希望される日に伺っています。

Q. 入れ歯以外の治療もお願いできるの?

下記の治療も行っております。

☑入れ歯の治療とともに「お口のケア」
歯科衛生士によるお口のクリーニング(清掃)で定期的にお口の中をキレイにすることで、普段の歯磨きでは落としきれない汚れまできちんと落とし、虫歯・歯周病を予防出来ます。
「清潔なお口で、毎日を快適に過ごしてもらいたい」と願い、お手伝いしています。

☑「摂食・嚥下(せっしょく・えんげ)」のリハビリや訓練
食事でむせないよう、摂食・嚥下の機能に問題がないか確認した上で、食べ物を飲み込む練習を提案
さらに患者さま自身やご家族の方へ入れ歯のお手入れの指導、歯磨きのアドバイスも行っています。
全身の状態にも配慮し、無理なく出来るケアのアドバイスを目指していますので、気軽にご相談ください。
お口の中を清潔にすることは、誤嚥性肺炎を予防することにもつながります。
入れ歯の制作・調整・修理はもちろん、お口の健康から全身の健康までを保てるように、私たちがサポートします。

訪問歯科診療の流れ

まずは、お気軽にお問合せください。
◆お電話でのお問合せはこちら
045-752-5588

診療時間:月曜・火曜・木曜・金曜・土曜
9:30~13:00/14:00~18:00
※最終受付時間は、午前が12:30、午後が17:30です。

休診日:水曜・日曜・祝日

お問合せフォームはこちらへ

2. お申込み・日時の決定

診療をご希望の場合は、訪問日時を決めさせていただきます。

3. 初回訪問

訪問日時にお伺いし、お口の状態を検査いたします。

4. 治療計画の説明

検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。また、次回の訪問日時を決めます。

5. 治療

訪問日時にお伺いし、治療をします。

6. メインテナンス

治療が終わった後は、お口を健康に保つために定期的に検診を受けることをおススメします。

歯や口腔内を健康に保ち食べる喜びや会話を楽しむことは、生きる力や全身の健康状態にもかかわります。
ご自宅で介護をされているご家族、施設に入所されている方、施設スタッフの方も、ケアマネージャーさんも気軽にお問合せください。